雨の後の三股川

地域の災害情報は、どこで入手するのがいいのか?[亀岡市編]

2018/07/17 web

亀岡市旭町にある三俣川の写真です。普段はまったく水の流れていない水無川なのですが、先日の大雨から1週間経ったこの時点ではまだ水が流れていました。この川も京都府の河川防災情報のwebサイト内で、監視対象になっている川の一つです。三俣川の現在の映像モバイル版 三俣川現在の映像PC版

平成30年7月豪雨

7月6日から8日にかけて、西日本にたくさんの雨が降り、人的被害、住宅被害、交通機関への被害など、たくさんの被害が出ました。亀岡市でも、車が土砂崩れに巻き込まれ川に転落し、一人の方が亡くなられました。西日本地域の被害は特に大きく、雨でこんなにも人が亡くなることがあるのだなということを知りました。

災害時には判断や決断が必要になってきます。それには、身近で正確なリアルタイムの情報が必要だと感じす。

大雨の最中知りたかったこと

災害時に、エフラボにはいくつかの知りたい情報がありました。テレビでは身近な情報を入手するのは難しく、ネットを使い自分で調べることが必要でした。

エフラボの場合は、この4つのことが気になりました。

  • 今後の雨の状況は?
  • 川の推移は?
  • 日吉ダムはどうかな?
  • 通行止めは起こってないかな?

自分が知りたいことについて検索し、いろいろなサイトを渡り歩いて調べました。yahoo 、yahoo リアルタイム検索、天気予報サイト、河川情報サイトなどなど。通行止めの情報などは、なかなか見つからず、どこを見たらいいのかすぐにわかりませんでした。

当時、facebookやtwitterを利用して、情報を入した人も多かったようです。実際、亀岡市長が個人のfacebookを利用し、災害情報を発信されていたようで、それを閲覧した人から「たいへん役に立った」という話を聞きました。

災害時に、災害情報を自分で調べみてわかったこと

すぐにほしい情報を見つけるのは難しかった。事前に災害時に確認するサイトを調べておくことが大事だとわかりました。そこで、エフラボが災害時に必要だと思った情報をすぐに知ることができるリンクをまとめてみました。これで災害時の情報入手時に困ることが少なくなったはずです!皆さんも、自分なり調べておき、お気に入りにいれるなどしておくのがよいと思います。

亀岡市在住のエフラボが、災害時に知りたい情報を直接入手するためのリンク集

災害時、住民への情報伝達方法を決めて知らせておく

行政や地域の防災組織は、災害時にどこで情報を入手してほしいかを住民に知らせおくこと、すぐに情報を入手してもらえるようにあらかじめまとめて置くことが大事だと思います。それには、ITを利用しない手はないでしょう。情報さえあれば個人の判断や決断で回避できる事故もあるのではないでしょうか。個人の方々によるfacebookやtwitterの情報もありがたいですが、信頼度という面では劣るところもあります。信頼度の高い組織が信頼度の高い情報を住民が知っている場所で発信することで防げる被害がかならずあるはずです。

あらかじめ、情報、その伝達方法をデザインしておくことが大切なのではないでしょうか。

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